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2024/09/20 16:41 |
いがいが
なんだか夜になってから喉が痛むので風邪薬を服用しました。
風邪かなぁ…それとも乾燥してるだけ?
この時期に風邪はほんとに洒落にならないので(入試的に)
ただ乾燥してるだけだといいんですが。
編入試験まであと一週間、体調管理に気をつけつつ勉強に励みたいと思います。

今読んでる本は石野博信『古代住居のはなし』です。
これは結構面白くって楽しく読めてます。
ただ過去に著者が書いた原稿を纏めて並べ替え+加筆修正したものなので時々文体が変わりますw
前の章では「ですます調」だったのが突然次の章ではいきなり「である調」になってたり…
でも内容はわかりやすいです。
今日読んでいて一番驚いたのは竪穴式住居が一部地域では平安時代まで使われていたことです。
竪穴式住居というのは地面に1メートルほどの穴を掘って床として、その中に柱を立て、
地表には屋根だけが出るというタイプの建物のことです。
縄文時代にこの竪穴式住居が出現し、その後平屋と高床式住居があらわれます。
私はもう奈良時代には平屋とか高床ばっかりかと思っていたのですが
東日本では平安時代までは竪穴式住居も多かったという発掘結果が出ているそうです。
一方、西日本では多くの地域が飛鳥・奈良時代以降、竪穴式住居減少の傾向だとか。
東日本で竪穴式住居が長く残った理由はなんなのでしょうね。
竪穴式住居のなかは案外暖かいらしいので寒い地方のほうが長く残った?
でも暖かい九州地方でも7、8世紀の竪穴式住居は結構あるそうですし…
当時は西日本のほうが都会だったからかとも考えたんですが(奈良・京都と都が続くので)
平屋自体は縄文時代から全国的にあったことが近年の発掘調査でわかったそうなので
東への建築方法の伝達が遅かったということはないようです。
長く竪穴式住居を使い続けた理由が何かあるはずだと思うんですが。
このへんのことは多分誰かが研究してるでしょうからまた論文でも探そうと思います。
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2009/11/01 00:35 | 日々のこと

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