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2024/09/20 08:01 |
『姑獲鳥の夏』読了

明日は久々に帰省した友達とカラオケに行ってきます。
カラオケ自体が半年ぶりくらいなので、何を歌ったらいいやら…
何か新しい曲にもチャレンジしたいけど、最近の歌を知らないんですよね
今ってどんな曲が流行ってるんでしょう。
歌番組もオリコンもチェックしないからサッパリだorz

~閑話休題~

先日ようやく京極夏彦『姑獲鳥の夏』を読了。
関口君の筋の通らない、いやに感情的な行動にちょっと嫌気が差して
長らく放置していたのですが、再開したらすっとラストまで行くことが出来ました。
ラストの事件の真相が明らかになる辺りで欝になりましたが
最初に冒頭の文を読んだ時に色々想像していたものが
全く違う者と繋がってちょっとビックリしました。
物の捕らえ方の薀蓄などは中々おもしろかったです。
今まで読んだ他の本と微妙に取り扱う薀蓄の内容が被っていたりするので
同じ解釈なら「おお、これは~でも読んだ考えだな」とか、
あるいは少し違った解釈をしていたりすると
「こういう考え方も出来るのか」とか思う楽しみもあったり。

・・・と、いうわけで。
さっそくシリーズ第二巻を買ってきました。
これはアニメ化もされているようですね。

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物。
箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

090607_003814.jpg『魍魎の匣』です。
文庫としてあるまじき分厚さです…w
上下巻に分けて出してくれたら
持ち運びやすかったんですが。
これ1冊で1000ページ超え、1000円超えですよ!
なんという。

分冊版もありますが、上中下とそろえると
この文庫版よりも値段が高くなるんです。
2000円近くなるんだったかな?
それに加えて分冊版は荒井良さんの作品が表紙じゃなかったので
持ち運びにくいとか重いとかいう点は我慢。
『姑獲鳥の夏』の表紙を飾った作品も凄かったですが、今回のも凄いです。
皮の下にある骨とか浮いた血管とかが微妙なリアルさで迫ってくる感じ。
残念ながらこの画像では全然そういう細かい部分が分かりませんが…
書店でみかけたら是非手にとってじっくり見て欲しいです。
機会があれば生で実物を見てみたいなぁ。

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2009/06/07 01:10 | 本のこと

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