ネットをさまよってたら英和対訳袖珍辞書という
辞書についてのページを発見。
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/h/030.html
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/h/152.html
1862年に発行された日本で最初の本格的英和辞典だそうです。
1862年といえばまだ文久ですよ!すごいなー。
ページの下部に訳の例がいくつか載っているのですが、
どれも訳者の苦労を感じさせるものばかり。
Ketchupが「カケ汁」だったり、Fairyが「魔神 女ノ」と説明されていたり
Hair-pinが「髪ヲ結ブ時用ユル大針」だったり
Body-guardが「王の侍衛」だったり…
間違ってないんだけど「そう訳しちゃったか!」みたいな感じが面白いですよね。
ヘアピンのことを「大針」って言われると、なんか痛そう(笑)
身近にない物を訳し説明するのってすごく大変だったでしょうね。
もっと読んでみたい…!と思ってamazonで調べてみたら
1973年に発行された英和対訳袖珍辞書が古書として売ってました。
その価格、9万9千600円!!
なん…だと…。
ちなみに9万~のやつが最安値。
その次(といっても全2商品しかないのですが)は18万円です。
わあ。
さすがに10万近い本には手が出ない、というか出せない。
3万くらいまでなら考えたかもしれないけど…。
あとそんなに値段がつりあがるほど貴重な本なら
浅い好奇心で手を出しちゃイカンかなぁというような気持ちにもなります。
とはいうものの。
面白そうなものはやっぱり読みたい。
どこか復刻版とか出してくれないかなー。