1月はあまり本を読まなかったので2月分と合わせました。
というか1冊ずつ読み終わるごとに記事にしたほうが分かりやすいですかね?
どうでしょう。
◆宇宙の果てのレストラン(ダグラス・アダムス)
以前読んだ「銀河ヒッチハイクガイド」の続編。
相変わらずシュールな笑いの多い作品。
補足しておくと、「銀河ヒッチハイクガイド」は銀河バイパス建設のため
に地球が消滅させられて地球人最後の生き残りとなったアーサーが
偶然地球にいた宇宙人とヒッチハイクをすることになる話。
今回はストーリーも少し進んで次刊からの展開が気になるところ。
でも近くの本屋では売ってないので暫くお預けorz
◆雛の鮨-料理人季蔵捕物控(和田はつ子)
話自体は悪くないけど、どうもぐっと引き込む力や臨場感が弱かったような?
唐突というか「あれ、そこはその一文だけで片付けちゃうの!?」と
思う部分がいくつかあったので私と文章の相性があまり良くないのかも。
とはいえ具合を悪くした幼馴染がどうなるのか気になるので
一応継続して読むつもり。
◆河童が覗いたヨーロッパ(妹尾河童)
一言でいうと著者のヨーロッパ旅行記。
文字も手描きだし2ページに1つはスケッチがあるというちょっと変わった本。
泊まった部屋の間取りやウォシュレットの有無などの些細な部分まで
語られていてすごくおもしろい。
好奇心の赴くままにどんどん行動していく著者のパワフルさにはびっくり。
現地の人と交わした会話から価値観の違いが垣間見えたりすることもあって
「へー」と思うことしきり。
もうかなり古い本なので現在のヨーロッパとは違っている部分もあると思うけど
こういう旅の記録って面白いなぁ。
◆河童が覗いたインド(妹尾河童)
上の本から数年後に旅したインドの旅行記。
こちらも同じく手描きの文字・スケッチで構成されていている。
もうそれなりのお年だったようだけど相変わらずの好奇心。
面白いだけじゃなくてカースト制度について実感したことや
インドの宗教についても書かれていて勉強になった。
あのタージマハールが工場の煙などの影響で徐々に変色していっているらしいと
書かれていたけど今現在はどうなっているのか気になる。
●今読んでる途中の本
・古代ローマの食卓
・姑獲鳥の夏
・枕草子