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2024/09/20 10:28 |
道で100万円拾ったら買います

ネットをさまよってたら英和対訳袖珍辞書という
辞書についてのページを発見。
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/h/030.html
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/h/152.html

1862年に発行された日本で最初の本格的英和辞典だそうです。
1862年といえばまだ文久ですよ!すごいなー。

ページの下部に訳の例がいくつか載っているのですが、
どれも訳者の苦労を感じさせるものばかり。
Ketchupが「カケ汁」だったり、Fairyが「魔神 女ノ」と説明されていたり
Hair-pinが「髪ヲ結ブ時用ユル大針」だったり
Body-guardが「王の侍衛」だったり…
間違ってないんだけど「そう訳しちゃったか!」みたいな感じが面白いですよね。
ヘアピンのことを「大針」って言われると、なんか痛そう(笑)
身近にない物を訳し説明するのってすごく大変だったでしょうね。

もっと読んでみたい…!と思ってamazonで調べてみたら
1973年に発行された英和対訳袖珍辞書が古書として売ってました。
その価格、9万9千600円!!


なん…だと…。


ちなみに9万~のやつが最安値。
その次(といっても全2商品しかないのですが)は18万円です。
わあ。
さすがに10万近い本には手が出ない、というか出せない。
3万くらいまでなら考えたかもしれないけど…。
あとそんなに値段がつりあがるほど貴重な本なら
浅い好奇心で手を出しちゃイカンかなぁというような気持ちにもなります。

とはいうものの。
面白そうなものはやっぱり読みたい。
どこか復刻版とか出してくれないかなー。

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2009/03/15 17:07 | 本のこと
枕草子に奮闘中

枕草子(上)を結構前から読んでるのですが、いまだに読み終わりません。
わからない言葉を辞書でひいたりしてると中々先へ進めないのです。
地の文はまだしも、会話が始まるとハテナマーク乱舞!!
本の後ろ半分は現代語訳なので古文を諦めてそっちだけで
読み進めることも可能なのですが、それは何だかつまらないので奮闘中。
古文→辞書→訳→意味を把握した上で再び古文という風に読んでいます。
たまに辞書なしでも意味が分かると嬉しいですね。
「よっしゃ!」という感じですw

高校のときに古文の授業があれば、もう少しスラっと読めたのかなー


2009/03/07 17:18 | 本のこと
1,2月に読んだ本

1月はあまり本を読まなかったので2月分と合わせました。
というか1冊ずつ読み終わるごとに記事にしたほうが分かりやすいですかね?
どうでしょう。

◆宇宙の果てのレストラン(ダグラス・アダムス)
以前読んだ「銀河ヒッチハイクガイド」の続編。
相変わらずシュールな笑いの多い作品。
補足しておくと、「銀河ヒッチハイクガイド」は銀河バイパス建設のため
に地球が消滅させられて地球人最後の生き残りとなったアーサーが
偶然地球にいた宇宙人とヒッチハイクをすることになる話。
今回はストーリーも少し進んで次刊からの展開が気になるところ。
でも近くの本屋では売ってないので暫くお預けorz


◆雛の鮨-料理人季蔵捕物控(和田はつ子)
話自体は悪くないけど、どうもぐっと引き込む力や臨場感が弱かったような?
唐突というか「あれ、そこはその一文だけで片付けちゃうの!?」と
思う部分がいくつかあったので私と文章の相性があまり良くないのかも。
とはいえ具合を悪くした幼馴染がどうなるのか気になるので
一応継続して読むつもり。


◆河童が覗いたヨーロッパ(妹尾河童)
一言でいうと著者のヨーロッパ旅行記。
文字も手描きだし2ページに1つはスケッチがあるというちょっと変わった本。
泊まった部屋の間取りやウォシュレットの有無などの些細な部分まで
語られていてすごくおもしろい。
好奇心の赴くままにどんどん行動していく著者のパワフルさにはびっくり。
現地の人と交わした会話から価値観の違いが垣間見えたりすることもあって
「へー」と思うことしきり。
もうかなり古い本なので現在のヨーロッパとは違っている部分もあると思うけど
こういう旅の記録って面白いなぁ。


◆河童が覗いたインド(妹尾河童)
上の本から数年後に旅したインドの旅行記。
こちらも同じく手描きの文字・スケッチで構成されていている。
もうそれなりのお年だったようだけど相変わらずの好奇心。
面白いだけじゃなくてカースト制度について実感したことや
インドの宗教についても書かれていて勉強になった。
あのタージマハールが工場の煙などの影響で徐々に変色していっているらしいと
書かれていたけど今現在はどうなっているのか気になる。


●今読んでる途中の本
    ・古代ローマの食卓
    ・姑獲鳥の夏
    ・枕草子


2009/02/28 09:36 | TrackBack() | 本のこと
12月読んだ本

今年はもうこれ以上本を読む時間がなさそうなので
もう今月読んだ本の感想を書いちゃいました。

今月は個人的にSF小説ブームでした。
先月は時代小説で今月はSF小説…次は何ブームだろう?
ファンタジー? ホラー?
そういえば、恋愛小説ってあんまり読んだことないかもしれない。

関係ないですけど、アシモフって名前が可愛いですよね。
もふもふ柔らかそうで。
でも写真を見たら全然もふもふしてない普通のおじいさんでした(当然)
残念。

■女王の百年密室(森博嗣)
とにかく町の人とミチル(=主人公)の問答が長く感じる。
あらゆる規律に基づいて生きている現代の人間から見ると
町の人の言う事にはあまり共感できない。
こちらの常識は基本的に否定されるので時々イラッとくる瞬間があった。
そういう点でミチルとはシンクロ出来ていたとも言えるかも。
とりあえず最後のオチには「あー、そういうこと!?」と思った。

■デカルトの密室(瀬名秀明
テーマは「自意識」のSF小説。
前半は本当に話についていくのが困難で頭爆発しそうだった。
突然登場人物が「~という学者の説では云々」とか言い出すので「!?」ってなる。
登場人物はみんな専門家という設定だから仕方ないのかもしれないけど…。
哲学・科学・ネットの仕組みなどに詳しい人ならもっとスラスラ読めたのかも。

■損料屋喜八郎始末控え(山本一力)
時代小説。
損料屋とは衣服・寝具・器具などのレンタル屋さん。
そこそこ面白いと思うけど…なんとなく世界に入り込めなかった。
たぶん主人公が何をどう感じてるのか読み取れなかったからだと思う。
他の登場人物は感情移入できたんだけどなぁ。
うーん、なんでだ。

■鋼鉄都市(アイザック・アシモフ)
SF御三家アシモフさん。
肝心の「殺宇宙人事件」のオチにはちょっとがくっときたけど、
世界観やパートナーのロボット、ダニールとの交流は面白かった。
有能なロボットが人間の仕事を奪ってしまって市民の恨みを買うっていうのは
すごくリアリティがあって現実に起こり得る事態だと思った。
ベイリ&ダニールのシリーズはもう全部買ってあるので来年から少しずつ読んでいく予定。

■銀河ヒッチハイクガイド(ダグラス・アダムス)
コメディSF小説。
これは良い、めちゃくちゃ笑える  皮肉なジョークが盛りだくさん。
最初のあたりは何だか回りくどく感じて「あれ、あんまり面白くない…?」と
思ったけど地球が滅亡してからは笑える部分が多い!
もう読んでいたらリアルに情景が思い浮かぶくらい自分にはハマった。
同じシリーズがまだ何冊かあるから、それも買い揃えるつもり。
でも電車で読むとニヤニヤしてしまうから困る。


2008/12/30 01:02 | 本のこと
10月~11月
■獄医立花登手控えシリーズ(藤沢周平作)
叔父家族のなかで徐々に主人公の地位が向上していく様子が面白い。
ちょっと扱いが良くなる度に主人公と一緒に自分まで得意げな気持ちになった。
しかし立花さんモテすぎ。

■よろず屋平四郎活人剣(藤沢周平作)
主人公のキャラが良い。
ちょっと見栄を張ったり客の身なりでやる気が上下するところがリアルで親しみが持てた。
立花登シリーズよりも明るい雰囲気。 

■山霧(永井路子作)
初めて読んだ歴史小説。
少し血腥いけど、毛利氏が周囲の勢力に押し潰されまいと奮闘している様子がよく分かる。
妻のおかたが亡くなるまでの話なので晩年の毛利氏の活躍については描かれていないけれど、十分楽しめた。
読後感は予想していたより爽やか。


■ぼんくら(宮部みゆき作)文章は読み易い。
私的には話の展開にモヤモヤするところが時々あってあまり楽しめなかった。
もしかしたら続きの日暮しまで読めばスッキリするのかも。

2008/12/16 11:13 | Comments(0) | TrackBack() | 本のこと

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