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2024/09/20 07:53 |
ほわほわしたい

また新しい本が欲しくなってきました。

私は常にいくつか読み止しの本を持っていて、
その時々の気分で読む本を選ぶんですが
今自分の気分にしっくり合う本がない…ような気がします。
ここ二日くらいは藤沢周平の彫師伊之助捕物覚えシリーズを読んでるんですが
二冊目に入った辺りで何か違う気分に移り変わったような気がします。
かといってSFを読む気分でもないし、枕草子を読む気分でもない。
もっと軽くほんわりした感じのが読みたいかな?
困ったことにそういう感じの本を書く作家さんをあまり知らないんですよね
心当たりがあれば買ってくるんですけど…うーん。
まあ彫師伊之助おもしろいんでちょっとくらい気分と合ってなくても
普通に読み進められるんで特に問題はないんですが。
ぼちぼちamazonとか某掲示板を使って良さそうな本を探すことにします

知り合いの間では森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』が
話題になってましたが立ち読みしてみたところ、
私にはちょっとムリでした…文体が…orz
とにかく文章が読みにくかった…!
私には合わなかったのか読んでも読んでも上滑りしてる感じでした。
表現にも馴染めなくて20ページくらいで気持ちがひいてしまったので断念。
映像作品にしたらおもしろそう。

ところで、私はいつも記事を書くときまずワードで書いてコピペで投稿しています。
書きかけの記事はマイドキュメントに適当な名前(「きじ」とか「ぶろぐ」とか)で
保存しているのですが、見たらこの記事の名前は「ばぶ」になってました…。
ばぶってなんだ…?
寝ぼけてたのかな…

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2009/05/22 10:57 | 本のこと
欲しい本あれこれ

・彫師伊之助捕物覚え シリーズ全3巻 / 藤沢周平
 買い逃してたシリーズ物。
 これは買わねばなるまい。
・霧の果て / 藤沢周平
 ぱらっと立ち読みだけしてまだ買ってない本。
 これもなかなか良さそうだったので欲しい。
・村田エフェンディ滞土録 / 梨木香歩
 
好きで通っている小説サイトの管理人さんがオススメしていた本。
 Amazonで少しだけ読んでみたら興味が湧いた。
・時に架ける橋 / ロバート・チャールズ・ウィルスン
 絶版(?)で値段が跳ね上がっているorz
 文庫本なのに中古で2000~3000円って。
 この作者の本は読んだことがないからこれだけのお金を払って
 好みと合わなかったら悲しすぎるなーと思ってなかなか購入に踏み切れない。
 まだ安くで手に入る同作者の『時間封鎖』を先に読んでみたほうがいいのかな。
 これも上下巻合わせると2000円近くするからあんまり意味ないか…
 時間と共に更に値段が上がりそうだから潔く購入したほうがいいのかも。
・宇宙クリケット大戦争 / ダグラス・アダムス
 順番に買い集めてきている『銀河ヒッチハイクガイド』シリーズのひとつ。
 今ものすごく読みたい・・・!というわけではないけど、
 絶対いつかすごーく読みたい時期が来るので早めに購入したい。
・ロボットと帝国 上下巻 / アイザック・アシモフ
 『鋼鉄都市』シリーズ最終巻『夜明けのロボット』から200年後の世界。
 鋼鉄都市~夜明けのロボットまで主役を勤めたイライジャはもうとっくに
 (普通の地球人なので)死んでいるし、別に読まなくてもいいかなーと思ったけど
 ロボットのダニールやソラリア人のグレディアが登場するようなので
 一応読んでおこうかなと。 

たまにはファンタジー小説も読みたいと思うんだけど、
最近私のアンテナは時代物とSFに偏ってるのかなかなか「面白そう!」と思う
ファンタジー小説を発見できない。
向山貴彦さんの『童話物語』と萩原規子さんの『空色勾玉』はおもしろかったなぁ。
小野不由美さんの『十二国記』は「月の影 影の海」が一番好き。


2009/04/18 00:11 | 本のこと
3月に読んだ本

今月読んだ中では三屋清左衛門残日録が一番おもしろかった。

◆三屋清左衛門残日録/藤沢周平
連作長編。
家督を息子にゆずり隠居した清左衛門が主人公。
現役町奉行の友人を通して藩の事件やら何やらに関わりつつも
様々な場面で老いや時の流れを実感していく。
終盤では知り合いが死去したり自身も重い風邪にかかったりと
仄暗い空気が漂うものの最後は最終話のタイトル「早春の光」に相応しい
光が差し込むようなラストで「さすが」と思わされた。
冒頭の「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」という言葉がよみがえった。

◆春秋山伏記/藤沢周平
連作長編。
本当に小さな村を舞台とした作品で普通の村人たちしか出てこない。
なので当然大きな事件(藩に関わる陰謀とか)はなく、
農村の生活の中での小さな事件が描かれていた。
全編にわたって庄内弁だったのでちょっと読みにくいかな?と思ったけど
すぐに慣れた。
素朴なので穏やかに読めます。

◆本所しぐれ町物語/藤沢周平
連作長編。
全て同じ町内の出来事で、どこかしらで繋がる構成になっていた。
みんなどうしようもない部分を持ってるんだけど本物の悪党みたいなのはいない、
しみじみしつつもちょっと笑えるような本だった。
日盛り、乳房が好きだったかな。
日盛りは夏の日差しの中でに立ち尽くす少年の姿が目に見えるようだった。

◆なんとなくな日々/川上弘美
エッセイ集。
帯の「きゅうううう。春の夜更け、冷蔵庫は鳴く」という文に惹かれて買った本。
この人の本を読むのは初めてだったけど結構おもしろかった。
ちょっとふわふわした感じの文章を書く人だった。
手が空いたらこの人の小説も一冊くらい読んでみようかな?
 


2009/03/31 12:27 | 本のこと
本が届いた
昼過ぎ、Amazonから本が届きました。
もちろん先日注文したものです。

Amazonでポチった時はすぐに読むつもりじゃなかったんですが
実物を手にするとついついページをめくってしまい
春秋山伏記、読み終わってしまいました。
もうすぐ大学行く用事があるからその時用に取っとこうと思ってたのに
そしてもうすでに本所しぐれ町物語も読み始めてしまっているという。
いろいろ読み止しの本あるだろ!そっちを先に読めよ!
――とは自分でも思うんですが。
読んでる途中で気持ちが離れてしまって、他の本に浮気してしまうということが
私には間々あるようです。
大体はしばらくすればまた気持ちが戻って続きを読むのですが
不思議と藤沢さんの本は途中でふらふらと他へ流れることなく
いつも一気に読んでしまいます。

大学が始まると通学の往復だけで4時間くらいあるので
その時間を読書にあてて、家ではあまり本を読まなくなります。
たいてい疲れているのでご飯を食べたらさっさと寝てしまうということと、
読み終わってしまうと明日の行きで読む本がなくなってしまって
つまらないなぁという気持ちがあってあまり読まないんです。
でも初めて読んだ藤沢さんの『獄医立花登手控え』は
続きが気になって気になって家でもせっせと読んでました。
今思うと近年稀に見るくらい感情移入して熱心に読んでました。
登が徐々におじの家で株を上げていくのを喜んだり
おちえとの仲は上手くいくのかどうか心配したり…
全4巻だったのにあっという間に読み終わってしまって寂しかったですねー。
その次に読んだ『よろずや平四郎活人剣』も
同じように家でも最大限時間を使ってせっせと読んでいました。

今のところ、私がそういう読み方をするのは藤沢さんの本だけなので
たぶんかなり好きなのだと思います。
もうこれ以上この人の本は増えないのだと思うと残念でなりません。
70歳でお亡くなりになる直前まで執筆活動をなさっていたようだから
もうあと2,3年だけでも長生きして下さっていれば…と思ったり。
でも年譜によると24歳の時に肺結核にかかってるんですね。
このときに結核にやられてしまっていたら1つたりとも作品は世に出なかったわけだからまだ良かったと思うべきかな・・・?

現役作家さんでも同じくらい好きなれる人が見つかるといいなぁ。

2009/03/18 23:56 | 本のこと
密林で遊ぶ
今日は昼過ぎからずっとAmazonで遊んでました。
なんという不健康な生活・・・。

CDを試聴しまくったり「なか見!検索」でちょろっと本文を覗いてみたり、
そんなことをしてると数時間なんてあっという間ですね。
海外のAmazon(amazon.com)のほうが試聴できる曲は多いみたいです。
CDはアマゾンからおすすめされたno.9とLullatoneというアーティストが
少し気になりましたが今回は見送り。

そろそろ長かった春休みも終わりが見えてきたので
今のうちに通学中に読むための本を買い溜めよう!という気になり
良さそうな小説を求めてamazon内をウロウロ。
最近はSFと時代小説が多かったので、たまには違う系統の物をと
思ったのですが取っ掛かりがなくて上手く探せず断念。

  ―さまようこと数時間―  

ふと気が付くと藤沢周平さんの本を三冊もカートに入れてました(笑)
『春秋山伏記』と『本所しぐれ町物語』と『三屋清左衛門残日録』です。
藤沢さんのしみじみした世界が好き。
山本周五郎さんの本もいくつか気になったのですが
中が見れなかったのでちょっと手が出ませんでした。
やっぱり文体とか作品の雰囲気とか確認したかったので・・・。

あと小説ではないのですが時代小説用語辞典も注文しました。
今まで知らない用語があっても適当に漢字から推測してたんですが
そういう細部もちゃんとわかって読んだほうが奥行きが出るかなーと思いまして。
ほかに澤田ふじ子さんの『夕鶴恋歌』という短編集も欲しかったのですが
amazonでは在庫が切れていたのでまた今度…残念。

2009/03/17 00:31 | 本のこと

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