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2024/09/20 03:47 |
ダ・ヴィンチを読んだ

久々にダ・ヴィンチ(雑誌)を購入。
特集は「永遠の『銀河鉄道999』」「日本生まれのファンタジーが面白い!」と
「はじめてのGL」でした。
一応ファンタジー特集目当てで買ったのですが、
読んでみたら銀河鉄道999に興味ひかれまくり。
実は『銀河鉄道の夜』も『銀河鉄道999』も読んだことがない…。
どんな話なのかもほとんど知りません。
松本零士のインタビューが面白かったので銀河鉄道999、読んでみようかなぁ。

以下、そのほか気になった作品について。

女の子ものがたり
西原理恵子の自叙伝的作品。深津絵里主演で映画化。
私としては珍しいことに映画のほうが気になる。
8月29日ロードショー。

スノウ・ティアーズ
全然知らない作家さん、梨屋アリエの本。
amazonでちょろっと読んでみた感じでは読みやすそう。
「不思議体質」の君枝を中心とした孤独なラブストーリー、らしい。
単行本は高いし持ち運びに不便だからあまり買わないんだけど買っちゃうかも。

静子の日常
外から見れば平凡そのものの家族内で起きる小さな波たちを描いた家族小説。
こういうのもたまには読みたい。

左京区七夕通東入ル
舞台が今通ってる大学と近い。青春キャンパスラブストーリー。
いつか文庫本になったら読むかも?

エビエビ物語
登場人物から店の名前まで、これでもかとエビ。
あまりのエビ加減に内容が気になってamazonで試し読み。
うーん・・・目が上滑りする。会話文に「ー」がすごく多い。
「ピクニック行ったりさー」「そうだねー、何か衝撃的な出会いがないかなー?」
なんでそんなに語尾を伸ばしちゃったんだ!

「ニッポン社会」入門
分野はたぶん社会学。
14年間日本に暮らす英紙記者によるレポート。
こういう本を読むのが大好きなので買うつもり。

夢見る水の王国
祖父の急逝にショックを受け、気がつくと異界の浜辺で二つに分裂してしまっていた主人公・・・という紹介文に目を引かれた。何かわかんないけど面白そう。
それはそうとamazonでの評価が上下巻どちらも☆5のレビューしかなかった。
あわせて15個もレビューがあるのに全員満点って珍しい。
あまりに評価が良すぎると逆にちょっと疑わしく思えてくるのは何でだろうw
天邪鬼? 微妙に☆4,5とかのほうが迷いなく買える気がする。

RDG レッドデータガール
荻原規子のファンタジー新シリーズ。
大長編の第一巻目、という感じらしい。
勾玉シリーズが好きだったから新シリーズも読んでみたいけど、
大長編になりそうなんだったらもう少し巻数が出てから読もうかなぁ。

続きから、雑誌の付録で気になったこと。

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2009/08/14 03:57 | 本のこと
『狂骨の夢』読了 そして次の本へ...
ようやく…読み終わった…!
前作『魍魎の匣』から早二週間半、ようやく読了しました。

序盤中盤はするする読めるのに終盤に近づくに連れて徐々にペースダウン。
本当に最後の最後はまたペースが戻ってきたんですが
真相が明かされる前の京極堂の独壇場でだれてしまいました。
もうちょっとあの部分コンパクトにならなかったのかなぁ。
京極堂の説明と木場の分かりやすく纏めろというやりとりの繰り返しが
何度も出てくるとちょっと飽きる…。
いや、実際はそんなに頻出してないのかな?
前作でも前々作でもそういうやり取りがあったので「またか」と感じただけかも。
短くすると伏線を消化できないとか色々不都合が出てくるんだろうか。
あと今回は途中で色々「あー多分こうだな」と分かってしまったことが
あって自ら楽しみを削いでしまった気もします。
新鮮な驚きが得られなかったのが今回の独壇場が辛く感じられた理由かも…



既に次作『鉄鼠の檻』は購入済みなのですが、すぐに読むかどうかは不明です。
ちょっと疲れてきたので間に他の本を挟むかも。
もうちょっと穏やかな本を読みたい気がする。

未読本と読み止し本一覧
・『宇宙クリケット大戦争』 D・アダムス
・『遠い声 遠い部屋』 カポーティ
・『夜明けのロボット』 アイザック・アシモフ
・『非桜餅 料理人季蔵捕物控』 和田はつ子
・『村田エフェンディ滞土録』 梨木香歩
・『弥生の世界』 酒井龍一
・『漆黒の霧の中で 彫師伊之助捕物覚え』 藤沢周平
・『鉄鼠の檻』 京極夏彦
・『世界平和はナマコと共に』 本川達雄 new!

ナマコの本はついさっきamazonでポチりましたw
ニコニコ生放送見てたら市場にあって、見てみたら面白そうだったので。
生物学者のエッセイ集。
これは気楽に読めそうだから、届き次第読もう!
何となく勿体無くてまだ読んでない『漆黒の霧の中で』もそろそろ読むか。
また時代小説を求める気持ちが蘇ってきた気がします。
そういえば和田さんは新刊出てるんだよなぁ。
うーん…でもやっぱり伊之助シリーズを先に読もう。
久しぶりに藤沢さんの話が読みたい。

2009/07/20 02:49 | 本のこと
『魍魎の匣』読了
今日ようやく『魍魎の匣』を読了。
いやー、重かった…内容も重いけど本自体も重い。
1000ページ越えを文庫本一冊にまとめるのはだめだと思いますw
持ち難い・重い。大人しく分冊を買えという話ですが…

魍魎の匣は映画化もアニメ化もされているのでシリーズの中でも人気なのかな?
ちなみにアニメ版のキャラデザはCLAMPです。
私はアニメ版はニコ動でMADだけ見ました。
それでちょっと興味を持ってこのシリーズを読んでみようかなーと思ったのです。
本屋で見かける度に「この分厚い文庫本どんな話なのかな」と
気になっていたというのもありますw
MADを先に見てしまったことで先読みしちゃって
面白さ半減になったりしないかな?と読み始めてから思ったのですが、
特にそんなことはありませんでした。
私があまり深く推理しながら読むタイプではないせいかもしれませんけど。

1巻目同様、関口君は活躍せず。
まだ2巻目なのでこれから活躍の場が巡ってくるのかもしれません…が
かなり情緒不安定というか精神的に脆弱という人物設定からすると、
他の人物達のような活躍はあまり見込めないかな。

個人的には「グイグイ引き込まれる」という程ではありませんでしたが
そこそこ楽しんで読めました。
最後100ページくらいは生命倫理っぽい話もあったりして興味深かったかな。
一番面白かったのは最後の最後と作中小説『 匣の中の娘』に関する部分。
『匣の中の娘』は結局作中で完結しません。
久保竣公はどういう結末をつけるつもりだったのかな。
 
さて、早速次の巻『狂骨の夢』を買ってきたので明日からはこれを読む予定です。

2009/07/02 00:41 | 本のこと
『姑獲鳥の夏』読了

明日は久々に帰省した友達とカラオケに行ってきます。
カラオケ自体が半年ぶりくらいなので、何を歌ったらいいやら…
何か新しい曲にもチャレンジしたいけど、最近の歌を知らないんですよね
今ってどんな曲が流行ってるんでしょう。
歌番組もオリコンもチェックしないからサッパリだorz

~閑話休題~

先日ようやく京極夏彦『姑獲鳥の夏』を読了。
関口君の筋の通らない、いやに感情的な行動にちょっと嫌気が差して
長らく放置していたのですが、再開したらすっとラストまで行くことが出来ました。
ラストの事件の真相が明らかになる辺りで欝になりましたが
最初に冒頭の文を読んだ時に色々想像していたものが
全く違う者と繋がってちょっとビックリしました。
物の捕らえ方の薀蓄などは中々おもしろかったです。
今まで読んだ他の本と微妙に取り扱う薀蓄の内容が被っていたりするので
同じ解釈なら「おお、これは~でも読んだ考えだな」とか、
あるいは少し違った解釈をしていたりすると
「こういう考え方も出来るのか」とか思う楽しみもあったり。

・・・と、いうわけで。
さっそくシリーズ第二巻を買ってきました。
これはアニメ化もされているようですね。

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。
そして巨大な箱型の建物。
箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

090607_003814.jpg『魍魎の匣』です。
文庫としてあるまじき分厚さです…w
上下巻に分けて出してくれたら
持ち運びやすかったんですが。
これ1冊で1000ページ超え、1000円超えですよ!
なんという。

分冊版もありますが、上中下とそろえると
この文庫版よりも値段が高くなるんです。
2000円近くなるんだったかな?
それに加えて分冊版は荒井良さんの作品が表紙じゃなかったので
持ち運びにくいとか重いとかいう点は我慢。
『姑獲鳥の夏』の表紙を飾った作品も凄かったですが、今回のも凄いです。
皮の下にある骨とか浮いた血管とかが微妙なリアルさで迫ってくる感じ。
残念ながらこの画像では全然そういう細かい部分が分かりませんが…
書店でみかけたら是非手にとってじっくり見て欲しいです。
機会があれば生で実物を見てみたいなぁ。


2009/06/07 01:10 | 本のこと
女学生手帖を読んだ

ふとした思い付きで『女学生手帖』という本を買ってみました。
これは大正~昭和初期くらいの女学生にスポットを当てた本で、
当時人気のあった小説のあらすじや悩み相談コーナー、
女学生の間で流行っていた言葉などが載っています。
結構おもしろかったのでちょっと記事にしてみました。

当時、小説は主に「エス」という女子同士の関係を扱ったものが
人気だったようです。
エスはsisterの頭文字で、友人以上恋人未満くらいの関係のこと。
『マリア様がみてる』的な感じかな。
お姉様と妹、という関係が基本みたいです。
実際に女学校ではエスが流行していたそうです。
(男子校でもビーと呼ばれる同じような関係があったんだとか)
不思議な状態だ…。
憧れの先輩や可愛い後輩に「私と仲良くしませんか」みたいなお手紙を書いて
靴箱に入れてアプローチしたりしたそうです。
なぜ靴箱に…昔から手紙は靴箱って決まってるんでしょうかw

女学生の言葉も面白かったです。
「乗り物に乗らず、歩くこと」を「テクシー」と呼ぶセンスとか結構好きですw
やっぱりテクテクとタクシーを合わせたのかな。

それから、驚いたのが当時の人気少女雑誌『少女の友』のファッションページ!
今なら流行のコーディネートとかが載っているところですが、
この当時は服のイラストと説明文、そして「作り方」を載せていたようです。
この時代だと洋服は手軽に買えるようなものじゃなくて、作るものだったんですね。
すごいなぁ…手芸が苦手な人には辛い時代ですね。
載ってるデザインは昭和のものながら可愛かったです。
中原淳一さんが手掛けていただけのことはあるなぁという感じ。


せっかくなのでこれを機に少女小説をいくつか読んでみようと思います。
吉屋信子さんが大人気だったらしいので、この人の本から手をつけようかな。
文庫になっているものが少ない(廃刊になってたりする)のがネックですが。
あと『少女の友』が創刊100周年記念号を出してて、それも気になる…。
内容は当時の口絵の紹介や連載小説・漫画・詩の掲載、付録の紹介、
それに加えて愛読者だった方やら関係者の方によるエッセイ、
戦前の愛読者たちが70年ぶりに集まったルポなどが載ってるみたいなんですが
価格が3990円とお高めなんですよねorz
悩む…そこまで出して全く面白くなかったら凹むしなぁ。
本屋で見かけたら手にとって実際に見て決められるんですが…うーん。
明日本屋に行ってダメモトで探してみようかな。


2009/05/28 03:51 | 本のこと

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